『新しい日常』へのシンプルなアプローチ

変化の大きな時代、健在化する様々な問題に対して『新しい日常』につながるヒント(⁈)を共有します

『新しい日常』ムーミンを感じる⁈埼玉県飯能市に行ってきました【こころと体の健康】

♪ ねえムーミン こっちむいて ♪

この歌を知っている方は私と同じ年代でしょうか。小さい頃はテレビでムーミンをよく見たものです。なんかほっこりしますね。私もすっかりいい歳ですが、

♪ 恥ずかしがらないで ♪

ムーミンを感じる癒しのスポットを2つ紹介します。

" トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 "は何度も行ったことのある私のお気に入りの場所の一つですが、その近くにムーミンに関するテーマパークがあるらしいと聞いて様子を見に行ってきました(2021年11月13日)。なぜか不思議ですが、いずれも埼玉県飯能市。車なら20分間くらいで移動できる位置にあります。

本記事では「なぜ?いい歳をしたおじさんが良いと感じる場所なのか?」その雰囲気が伝わればと思い、いくつか写真を共有いたします。

※詳細の情報は公式のホームページや詳しい方におまかせします。

 

―目次―

 

トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

hanno-city.info

天高く馬肥ゆる秋、メタセコイア(アケボノスギ)の黄色い紅葉に囲まれた素敵な雰囲気でした。駐車場の入場も無料。20分間くらいでぐるっと散策ができる小さな公園ですが、ムーミンを感じる北欧風の建物が独特な雰囲気を醸し出しています。

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トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

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トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

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トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

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トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

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トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園5(きのこの家)

公園の中心にあるシンボル的な建物「きのこの家」は新型コロナ禍により現在閉鎖中ですが、2021年11/16(火)から制限あるものの再開予定の様です。外観もかわいらしいですが、内装も木のぬくもりがあるかわいい感じ、だったと思います(古い記憶)。

また、昼間もいいですが、夜のライトアップも素敵です。夜のライトアップ写真は昨年撮った写真を再利用。

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トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

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トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

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トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

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トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園

|メッツァビレッジ(ムーミンバレーパークの隣)

metsa-hanno.com

こちらは私も初めてでしたが、小さな湖の周りを北欧の雰囲気で取り囲んだ様なパークです。大きくは2つエリア「ムーミンバレーパーク」と「メッツァビレッジ」に分かれています。ムーミンバレーパークは別途チケットが必要だったので、今回はメッツァビレッジぶらぶらとカヌー体験を楽しみました。

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メッツァビレッジ1(ムーミンバレーパーク入口)

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メッツァビレッジ2

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メッツァビレッジ3

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メッツァビレッジ4

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メッツァビレッジ5

カヌーは初めての体験でしたが、記憶に間違い無ければ「カナディアンカヌー」で見た感じもスマート、水場でよく目にするペダルで漕ぐ白鳥の乗り物よりもスムーズで気持ちよかったです。

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メッツァビレッジ6

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メッツァビレッジ7

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メッツァビレッジ8

気分は野田知佑さんの世界ですね。

ムーミン

今頃ですがムーミンって何?と思った方もいるかもしれませんので、絵が描かれているモノをAmazonアソシエイトから引用し載せておきます。まちがってクリックしない様に注意下さい。

|まとめ

ムーミンを感じながらのんびりするなら埼玉県飯能へ

♪あらまあどうして♪

慌ただしい日々を過ごしていると ”こころも体も疲れ気味” になってしまいますね。いかにこころと体をリフレッシュするか? 現代を生きる人の大きな課題と思います。普段はちょっとした楽しみで息抜きやガス抜きをし、時には日常から離れてリラックス

新しい日常』には、自分に合った形で ”のんびり” ”ゆっくり”とした時間をうまく取り入れていきたいですね。

以上

 

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『新しい日常』構造分解して全体像を把握する【問題解決へのヒント】

何事も「全体像」を把握することが大切

夢や目標においても、問題解決においても「全体像」を把握していないと “ゴールを見失い、道に迷い、時間は掛かるが得るモノがない” そんな状態に陥るかもしれません。

簡単なコトであれば、そうでもないかも知れませんが、大きな挑戦であったり、難解な問題であればこそ、課題も多く複雑になり、「全体像」を事前に押えておく意義は高まると考えます。

また、最近SNSYoutube(学び系)を観ている中で、成功者が共通して口にするノウハウの一つに「小さくする」や「小さく始める」というのがあります。

千里の道も一歩から

志高く、初めに大きな目標をドーンと掲げることはいい事ですが、そのまま勢いのままで行動に起こそうとしても、すぐに「どうすれば?」となり歩みが止まりがちなものです。行動を起こし継続していくための工夫の一つが「小さくする」ことです。

行動を小さくし、小さな成功や達成感を、できるだけ早い段階で実感し、次につなげながら、コツコツ積み上げていく。これこそが大きな成功に辿り着くために必要なことと言えます。

とは言え、ただ単純に小さくしても、その行き着く先がゴールにつながっていなければ、元も子もありません。大きなモノにつながっている小さなモノであるからこそ、それらをコツコツ達成しクリアしていくことに価値や意義が生まれるのです。

把握するべき「全体像」となり、大きなコトを細かい要素に紐づけ整理する『構造分解』は有益なツールであり、成功へ導くための羅針盤であり地図にまでなり得ます。

本記事では、小生がモノづくりの生産技術として25年間、品質問題等の解決のために活用してきた『構造分解する』という考え方についてどういうものか?を共有したいと思います。

【まとめ】にも記しましたが、構造分解をして全体像を把握し、効率よくゴールへ前進しよう、を結論としていますが、堅苦しい感じがするのも否めません。できるだけシンプルな説明を心掛けましたので最後までご覧頂き、あまり難しく考えず手軽なところから活用して頂ければ何よりです。

 

―目次―

 

|『構造分解する』をイメージ、スマートフォン

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スマホを『構造分解する』のイメージ

構造分解する』のイメージとしては、スマートフォンでは、例えば、ディスプレイ、タッチパネル、バッテリー、ボタンやスイッチ、コネクター、カメラといったハードウェア的に構成されている要素を抽出し関連性を紐づけすることです。

カメラであれば、更にカメラモジュールやレンズ、オートフォーカス機構等の要素に展開できるかもしれません。ハードウェアに対してソフトウェアという視点を増やせば、OSやアプリケーションソフトが追加され、アプリケーションソフトにはインストールされている様々なアプリが並ぶかもしれません。

この様にスマートフォンに必要となる構成要素を抽出し、関連性あるモノ同士で紐づけることにより、パッと見てどの様なモノがどの様に関連して成り立っているか「全体像」としてわかりやすくなる、というのが『構造分解する』ポイントとなります。

『構造分解する』のはモノだけにあらず、コトや現象も

スマートフォンといったモノだけでなく、目標、あるいは問題(その現象)に対しても『構造分解する』対象とすることができ、その実現解決において役立ちます。モノとは異なり、形として見えにくいコトが視覚化されるという意味でその意義は大きいと考えます。

  • 例えば、何か実現したい夢がある場合に、その実現のための何が必要なのかがわかる『構造分解(全体像)』
  • 例えば、何か問題(その現象)が発生し、それを改善するために解決するべき要因や課題がわかる『構造分解(全体像)』

『構造分解する』3つの視点(要素、プロセス、要因)

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『構造分解する』3つの視点

構造分解する』時には以下の3つの視点及びそれらの組み合わせで展開(分解)してみることをオススメします。

▶要素を構造分解したもの
  • モノやコトを構成している部分、部品、部材、項目を表す構造分解
  • 例としては、モノの構成部品、夢を実現するために必要な項目、人生における自分に必要な価値観
▶要因を構造分解したもの(いわゆる、なぜなぜ
  • 問題発生時、モノやコト及びその現象から、考えうる要因を表す構造分解(考えうるとは、可能性としてありえそうなコトで思いつくコトを全て)
  • 例としては、なぜなぜによる「なぜ?」「なぜならば」を深堀して整理された要因群
▶プロセスを構造分解したもの
  • モノやコト及び現象に対して、成り立つ順番やその過程(プロセス)で分類した構造分解
  • 例としては、モノづくりのフローや成長過程や作業や手続きの順番や手順

これら3つの視点を単独で用い構造分解しても良いし、複合的に組合せして構造分解しても良いです。例えば、初めステップはプロセスで分解(分類)し、その後更にそのプロセスにある要素で分解(分類)する等。

モノづくりにおける品質問題を考える時には、初めに4M、人(Human)、材料(Material)、方法(Method)、設備(Machine)といった視点で分けてから考えるのが一つの手段となってます。

▶優先をつけるためのヒント

時間や人といった資源が無限であれば、手当たり次第に取り組んでもいいかも知れませんが実際には時間と人的資源は有限です。優先をつけて取り組むことが効率化していく上で重要です。

構造分解した結果、どこから手を付けるかの優先判断には少し工夫が必要です。夢や目標の達成 及び問題の解決に影響する度合が大きいコトを優先し取り組んでいくことが望ましいと考えます。

例えばモノづくりの工程における品質不良改善のための構造であれば、品質不良内訳、占有率発生頻度、発生した時の時間やコストのロスの大きさで影響の度合を推し測ったり、コスト低減のためのモノの原価の構造分解であれば、費用の占有率が大きいもの等で重みをつけ影響の度合を推し測ったりします。

またなぜなぜ等における原因対策のための構造分解であれば、現場、現物、現象等をよく調査し、問題発生のメカニズムを考察しながら、可能性として起こり得る度合で推し測ったりします。

納期がかかることを先行して手配したり、習得に時間が掛かることから始めたり、手順が重要であればその順番を優先したりします。

実際にすることに対して、工夫の余地が大きいのがこの優先付けですが、なかなか難しいものでもあり、大きなリスクを抑えた上で後は経験や勘を頼りにまずやってみるのもいいかもしれせん。あまり考えすぎず、前に進むということも大切です。

戻る場所(構造分解という全体像)はあるということが前に進める安心感につながると考えます。

|『構造分解する』6つのメリット

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『構造分解する』6つのメリット

『構造分解する(書き出し、一つの場で、紐づける)』ことのメリットとしては以下の6つが挙げられます。

書き出すことで忘れる不安から解放される

「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」といった不安な気持ちを断ち切り、今やることに意識を集中できるようになります。

可視化されることにより自分も他人も認識できる

人の脳のキャパ(記憶、メモリー)は小さく、頭の中に留めているモノは、消えては浮かび、浮かんでは消え、自分ですら認識がしにくいものです。ましてや他人が認識することは不可能。可視化することで自分も他人も共通の認識ができます。複数の人で構成されるチームで取り組み時には不可欠と考えます。

全体像がわかり、その中で重みをつけ優先を判断することができる

最終ゴールに辿り着くために「何から始めるべきか?」「途中で道に迷わず前進できるか?」。有限な時間と人的資源を有効に活かす上でも、解決すべき問題の「全体像」を把握し、どこから攻めるか戦略を考えるのに役立ちます。Aプランだけにとらわれず、途中NGとなった時のBプランやCプランを考える上での「種」も構造分解の中に隠れているかもしれません。

大きなモノを小さく細分化し紐づけられる

とりわけ目標を小さくすることがその継続力を高め実現するための有効な手段と言われています。大きなゴールに辿り着くためのプロセスを小さな行動に落とし込む、その小さな行動は大きなゴールにつながっている。これを整理できていることによって「あとはやるだけ」となり時間と労力を集中できます。

後で気づいたり思いついたりした事が付け足し可能なベースとなる

目に見えるモノだけなら別ですが、なかなか見えてこないモノがある中で、初めからいきなり全てが網羅された完璧なものを作り込むのは至難の業です。ただ一度ひな形を作ることで、やりながら都度思いついたことをつけ足すことが可能となります。付け足すことで完成度もあがってきます。秘伝のタレの様に自分の財産にしていきたいですね。

但し、明らかな大きなロス「時間(納期)/人的資源(労力)/お金(費用)」につながりそうな点は、できるだけ早い段階で押さえておくべきです。

結果の履歴や記録を残すことで同じ轍を踏むことを回避できる

実際に行動した結果を記入する。例えば構造分解の右側に結果覧を設けて、そこにやってみた結果を書き加えていくことで、同じ過ちを繰り返すロスを防ぐことができます。

「これは過去にやっている、じゃあ今度はこっちをやってみよう」「これは前回この条件(前提)で実施してNG、今回は条件をこんな感じで変えてトライしてみよう」

【補足】実行計画(スケジュール)だけでもよいのでは?

実行計画(スケジュール)はある意味、そのプロジェクトの全体像を期限も合わせて明確に示したものです。ここで説明している『構造分解する』の位置づけは、実行計画で何をするのか選択するためのモノであり、実行計画を立てる上での思考の場となります。実行計画に盛り込んだ内容で不足があった時に戻れる場所となり、先にも言及しましたが、BプランやCプランの種が潜んでいる可能性のある場所でもあります。

「どちらがいい」とかではなくセットで活用していくことが大切であると考えます。

|『構造分解する』のに便利なツール

現在は、パソコンが普及している時代であり、『構造分解する』には以下の2つがオススメのツールとなります。

  • 【エクセル】:マトリックス表示し、比較的簡単に縦横きれいに揃えて整理できる。
  • マインドマップアプリ(MindMeister マインドマイスター)】:ツリー状(右展開)に紐づけしながら整理できる。

小生は両方とも使ってますが、マインドマイスター(MindMeister)は作業性もよく、紐づけ位置を後でいくらでも変更可能であるため、まだ頭の中でごちゃごちゃしている段階では、とりあえず一度書き出し、あとで考えながら修正を加え完成度を高めるといった作業をするのに便利だと考えます。

本ブログでも、新型コロナの感染拡大を事例に、なぜなぜをベースとした要因の構造分解を、エクセルやマインドマイスターで紹介している記事がいくつかありますので、お時間あれば併せてご覧頂ければと思います。文末の<関連情報へのリンク>から参照下さい。

決して堅苦しく考える必要なし

遠い昔であれば地面を皆で囲み、小枝や石を使って、要因のツリーを魚の骨に見立てて描き整理していたかもしれません。その後、描く先が地面から模造紙や黒板、ホワイトボードに変わっていったとしても、過去の偉人達のやっていることは本質的に変わっていないと考えます。白いキャンバスがあれば誰でもできるということです

現在は頭の整理をするのに便利なツールが揃っていることを意識できれば、それだけで『構造分解する』ことにおいては、かなり優位にいることを実感できるのではないでしょうか?

|まとめ

構造分解をして全体像を把握し、効率よくゴールへ前進しよう

構造分解とは、物事の目標達成及び問題解決において、全体像を把握し、優先順位をつけ、効率よく小さくはじめ、そして着実に積み上げていく、ために有効な手段の一つであると考えます。

人は忘れる生き物、頭の中にあることは全て書き出し、一度整理をして書き留めておくことで、忘れる不安から解放され、目の前にある今するべき事に意識を集中できる様になります。

堅苦しいフォーマットなど気にせずに、白紙(エクセル画面等)から思いつくままをマスに置いていく感じで書き出すことから始めることをオススメします。

構造分解する』が物事を整理する手段の一つとして『新しい日常』において取り入れ、夢や目標の実現、或いは、問題解決においてお役に立てればうれしいです。

以上

 

【追記】過去記事“『新しい日常』全体像を把握したうえで【構造分解】”をベースに改めてリライトした記事となります。

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『新しい日常』日本が優位⁈波の力による再生可能エネルギー【脱炭素社会】

太陽光の20倍以上、風力の5倍。

波の力が持つエネルギーポテンシャルは大きい。

【参考】モーニングサテライト 再エネ最前線 波力発電の可能性【大浜見聞録】(2021年10月21日放送)

以前紹介したイギリスを中心にプロジェクト的な開発が進む風力発電潮力発電に続き、『波の力』を再生可能エネルギーとして電気を生み出す技術が日本で進められているというニュースがありました。『新しい日常』において、課題多き脱炭素社会実現に向けた可能性ある技術の一つとして共有します。

結論としては、【まとめ】に記しましたが、“選択肢広がる再生可能エネルギーで多様なニーズに合う脱炭素社会の設計に期待” です。

 

―目次―

 

|波の力の発電所の実証実験(平塚波力発電所

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再生可能エネルギー『波力発電』

以下、ニュースのポイントをピックアップ

▶波の力を電気にという取組み
  • 波力発電のメリットは、①24時間利用可能、②高いエネルギー密度。エネルギー密度とは単位体積あたりのエネルギーの量であり、太陽光の20倍以上、風力の5倍。
  • 神奈川県平塚市、ひらつかタマ三郎漁港から5分の防波堤にある、平塚波力発電所(波による発電の実証実験施設)にて、このポテンシャルの高い波の力を電気に変える取組みが行われている
  • 発電装置の機械が入ってる小屋、その下から水中にかけはラダー(波受け板、横8m×縦3.5m)と呼ばれる板が設置されており、寄せては返す波の力で振り子の様に動く
  • 波の力で動くラダーのエネルギーがピストンを動かしパイプ(配管)へ油を押し出す、パイプの中の油の力、油圧エネルギーを利用しモーターをまわして発電する仕組み
  • 平均で高さ1.5mの波が見込まれる平塚波力発電所では、一般家庭20~30世帯分の電気がまかなえる
  • 平塚波力発電所は、環境省のCO2削減対策の公募事業として去年2月から発電を開始、今年度末まで実証実験を行う
  • 東京大学を中心に、平塚市や造船、電気、機械など、13の民間企業が参加
▶適宜波の力を受け流す「ラダー(波受け板)」の設計が肝
  • 平塚市に製造所がある、大手ゴムメーカーの横浜ゴムもこの事業に参画、ラダー(波受け板)の先端につけるゴム部分を担当
  • このラダー(波受け板、アルミ+ゴム)、強い波が来た時だけゴム部分が適度に曲がって波の力を逃し、破損を防ぐ仕組みになっている
  • 程よい硬さで海水の塩分にも強いラダーをつくるため、様々な材質の布とゴムを組み合わせ、2年間かけて完成した
  • 横浜ゴム曰く「成長分野である再生可能エネルギー事業にきちんと参画して貢献していきたい」
▶平塚波力発電所の今後の展開
  • 平塚市は実証実験と平行し民間会社3社と共に波力発電を商用化するための新会社、e-ウェーブR&D(波力発電コンサルティング)を9月に設立
  • 今後福島県内(浪江町に今の4倍の出力の設備を建設して実証実験を続ける
  • 将来商用化し電気を売るためには実証実験を通じ、経済産業省に売電事業として認可を受け(認めてもらい)、太陽光など他の再生可能エネルギーと同じ様に、FIT=固定価格買取制度の対象になる必要がある
  • e-ウェーブR&D 社長曰く、我々の考え方に賛同してご協力頂ける様な企業さんとか自治体とどんどんつながりを作っていって、実績を積んでいく
  • まずは一つの目標としては2025年までにFIT(固定価格買い取り制度)が決まる様に動きたい

|商用化に目処⁈循環型波力揚水発電(㈱音力発電)

以下、ニュースのポイントをピックアップ

▶循環型波力揚水発電による実証実験(島根県隠岐諸島
  • 既に商用化の目処が立ちつつある企業もあり、(株)音力発電、慶応大学発のスタートアップである
  • 今年3月に島根県隠岐(おき)諸島で実用機の1/10サイズで波力発電の実証実験を実施
  • この装置は船の様に浮かべてアンカーをおろすだけ、海底に固定する大規模な工事が不要
  • 水中にある取り込み口から装置内に取り込まれた波の力で、水面のフロート(浮き)が上下に動かされることで、ピストンを上下に動かす
  • ピストンの上下運動によりパイプの中の循環水を上げてプールに貯めることで、位置エネルギーとなり蓄電池と同じ役目をする
  • 貯まった水を下に落として、モーターを回し発電する
  • これは循環型波力揚水発電という特許技術
▶㈱音力発電の今後の展開
  • ㈱音力発電は、来年5月に、沖縄県久米島に投入する実用機の開発のため、8月に第三者割当増資で1億2000万円を調達
  • 2023年には、離島(沖縄県久米島)での売電事業を開始予定
  • 離島は発電コストが高く(電力会社は)赤字であるが、離島であれば、既存の電力会社の赤字も減らせる
  • 地元の方の電気代も安くなって、音力発電にとっても参入障壁がない、ので3方よしが成り立つと考えている
  • 今後の水平展開に関しては、日本にある港の数や防波堤の長さを考えると3000機くらいはいけると考えている
  • 構造もシンプルであり、基本的に陸に近い所に設置するので設置コストも安く、その後のメンテナンスも非常に楽、更に海を使う時に必ず問題となる漁業権にもそれほど影響しないと言われている

|まとめ

選択肢広がる再生可能エネルギーで多様なニーズに合う脱炭素社会の設計に期待

本ニュースから、再生可能エネルギーの選択肢の広がりの可能性を感じました。現状、天候や時間帯の制約を受けやすい再生可能エネルギーの弱点を解決できる技術が新しく生まれることは良い事と考えます。

エネルギーのクリーン化だけでなく、離島における電力コストの低減まで図れるという波力発電の事例は、多様なニーズに丁寧に対応する日本らしい技術解決と感じます。

新しい日常』において、四方を海に囲まれた日本に合うエネルギーとして、世界に先駆けて、開発及び実用化が進むことに期待します。

以上

 

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