前回まで、課題抽出の方法を説明してまいりましたが、取り上げた問題が大きいため、課題が多数抽出されました。また、抽出された課題の中で、例えば、「働き方に関する課題」の中の「テレワーク(在宅勤務)シフト」において、この状態で
「じゃあ、働き方をテレワーク(在宅勤務)にシフトしよう」
と言われても少し面食らってしまいます。何をすればよいのか?具体的なイメージがはっきりしないからです。
このような場合、再度、課題抽出を展開します。
前回抽出された「テレワーク(在宅勤務)シフト」する課題に対して、
「在宅勤務が普及しない」「在宅勤務がうまくいかない」
ということを問題とします。
注1;テレビでは、「テレワーク」(テレ;離れたところ、ワーク:仕事)と言うのをよく耳にしますが、個人的に「テレワーク」と聞くと「テレビ会議」のイメージがダブってしまうこと、また、現行では自宅での仕事イメージが強いため、「在宅勤務」という言葉を選びました。
注2;基本的にオフィスワークがベースの職種では、その業務を自宅等でする、ミーティングはZOOMを使用する、の様なイメージですが、小生がモノづくりの生産技術系の仕事をしていたこともあり、ざっくりですが、少し大きな観点で課題の整理を試みました。
注3;今回も、ニュース等から耳にした情報をベースに整理しており、少し端折った部分もありますがご了承願います。あくまで、「課題抽出の方法」を共有するためのサンプルです。
課題の再抽出における最も重要なポイントは、
「シンプルに前回実施した方法を繰り返す」
ということだけです。同じ方法を繰り返すだけですが、結果として得られる内容は、「より深く」掘り下げられ、「具体性」が増していると考えます。
ここが、『なぜなぜ』のすごいことろだと思います。
それでもイメージがぼんやりしている場合には、そのぼんやりしていることに対して、再度課題抽出を実施してみるのもいいかもしれません。
以下、課題の再抽出したOUTPUTイメージとなります。
「具体性」が増してくることで、以降、「実行計画立案」、「改善施策展開」にあたり、担当者(協力者)や担当チームに落とし込みやすくなり、周りを巻き込めれば、「前進する力」がより大きくなります。
以上
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