色に関する面白い本に出逢いました^^
「3色だけでセンスのいい色 Ingectar-e著(インプレス)」
書店でパッと目に入った色合いの感じがいいなと思ったので衝動買い。はじめはパラパラ眺めることで色のデザインの世界観が楽しめればいいと思ってましたが、ある時ふっと「パソコンで再現できるのかな?」と気になりやってみると意外と簡単に。
本記事では、誰から質問があったわけではありませんが、この書籍からパワーポイントの色使いに活用する方法を共有します。
結論としては、少し手間かけ意外と楽しい色調整、です。
―目次―
|書籍「3色だけでセンスのいい色」
本屋に並んでいるのを見て、表紙の色合いが何かいい感じと思い衝動買い。同じ様な人は多いのか12万部(2022年1月現在)も売れている様です。
本書のメッセージは「基調色、強調色、補完色として3つの色を選ぶ、それら配色バランス(使用する色の面積比)を変えるとデザイン、イメージがグッと変わりますよ」ということを、色々な色の組み合わせ事例をもって視覚的なインパクトやイメージで理解させてくれる感じの本です。
小生の様に色やデザインについてよく知らない素人にとっても感覚的に受け入れやすい本でした。まさに色々な色合いを見ているだけでも楽しい~。また、色に名前がつけてあるのが面白く感じ、色の組み合わせの見出しも素敵なものが多いです。
ふと「パソコンで再現できるのかな?」とやってみたら、意外と簡単にできることが分かりました。
|色についての基本
基本的にはベースの3色を組み合わせることで色々な色が再現されます。
【注】ここでいう3色は、書籍の3色と意味合いが違いますのでご注意を
モニターやテレビなど光源からの光とカラーフィルタで色を再現する場合の3色を「光の三原色」といい赤(R)と緑(G)と青(B)の3色がベースとなります。これらの3色が混ざると白となるのが特徴の一つ。
印刷物やプリンターのインクなど顔料や染料で色を再現する場合の3色を「色の三原色」といいシアン(C)とイエロー(Y)とマゼンダ(M)の3色がベースとなります。これらの3色が混ざると黒となるのが特徴の一つ。
|パワーポイントでの色調整の方法
書籍の中で好きな色の一つ「クリーム・ブルー」を例にパワーポイントでの色の設定方法を説明します(上図も参照下さい)。
▶ステップ①
画面上で右クリックにて表示される画像の上側にある
「塗りつぶし」をクリックする
▶ステップ②
ステップ①後に表示される画像の
「塗りつぶしの色(M)」をクリックする
▶ステップ③
ステップ②後に表示される画像の
「ユーザー設定」タブをクリックする
▶ステップ④
ステップ③後に表示される画像の
「赤(R)」「緑(G)」「青(B)」にクリーム・ブルーの数値
「赤(R)⇒224」「緑(G)⇒241」「青(B)⇒241」を入力
【参考1】数値は0~255(256諧調)の中の数値を設定する。数値が小さい方がその色の影響は小さく、0は不使用の意味。
【参考2】④ではなく⑥の「Hex(H)」に「#E0F1F1」と入力しても同じ色「クリーム・ブルー」が設定できます。
【参考3】同系色で濃淡(グラデーション)のある色を作成するには、ステップ④後に、⑤の「◂」を上下に移動させる、下に移動させることで濃い色合いになっていきます。この時、一緒に「赤(R)」「緑(G)」「青(B)」「Hex(H)」の数値は自動で変わります。
▶最後のステップ
ステップの最後に、右上の「OKボタンをクリック」で作業は完了
256諧調の数値設定がモニターやプリンターでどこまでの解像され色の再現に影響しているかそれらの機器にも依存すると思いますが、書籍の色の設定を少しだけ数値をずらして、自分オリジナルの色、として命名し自己満足に浸ることもできそうですね^^。
【注】実際に勝手に命名は出来ないと思いますので「気持ちの上で」ということで宜しくお願いします。
以下に小生がよく使用する色系です
|まとめ
少し手間かけ意外と楽しい色調整
眺めているだけでも楽しい本ですが、パワーポイントでその色が再現できるのが分かり更にワクワクしました。ちょっとだけ設定の数値変えて「名前まで付けちゃおうかな」なんて・・・ちょっと面倒、でも自分で調整できるって何だか楽しいですね。
『新しい日常』では標準として準備されている色だけでなく、自分のこだわりの色を探してデザインしてみませんか?
以上
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