『新しい日常』へのシンプルなアプローチ

変化の大きな時代、健在化する様々な問題に対して『新しい日常』につながるヒント(⁈)を共有します

『新しい日常』問題解決;要因を構造分解する

まず問題が発生した場合に、その原因を調べる。ピンときたものがあり、〇〇が原因だ、といってその対策をする。シンプルで、あまり深刻ではない問題であれば、こんな対応でも十分かもしれない。

原因が複雑(複数の要因として分かれる)で、間違いや長引くことで問題が深刻化するようなことが想定される場合には、はじめに「要因を構造分解する」ことを勧める。

ただ、いざ原因が複雑で深刻な問題が発生した場合、速やかに「要因を構造分解する」ことを行動に移せるよう、普段から「これは自分のためのトレーニングだ」と考え、

★まずは、要因を構造分解し整理すること

を意識的にしていくことが大切(やればやるだけセンスが磨かれていく。基礎トレのイメージでコツコツ続けるとよい)

例えば、コロナウィルスに関係したところで、「感染拡大(パンデミック)する」という問題を例に取り上げる。

日々のニュース等でピックアップできた情報等から、要因としては下記の通り

〇3密状態になる。

クルーズ船に始まり、ライブハウス、スポーツジム等、密閉、密集、密接が感染リスクを高めることに影響する。

〇病院内で感染する(院内クラスター)

専用病棟等がなかったり、一般病棟に感染者が紛れ込むことで感染リスクが生じる。

〇隔離できない(自宅療養)

感染者を隔離しきれないことで、感染リスクが生じる。

〇市中で感染する

感染者が街に出て、濃厚接触してしまうことで感染リスクが生じる。

〇ウィルスを口や鼻からばらまいている

意図的でなくとも、感染者(無症状者含む)が公衆の前で、咳やくしゃみをすることで感染リスクが生じる。

〇治療できない

型のウィルスであり、専用の治療薬がなく、完治までに時間がかかる。

〇予防できない

新型のウィルスであり、専用のワクチンがない。

〇発生状況がリアルタイムでわからない 

外来での感染者数、病床占有状況等リアルタイムにわからず、感染状況の把握がおくれたり、病院間でのたらい回しみたいな状況が発生し、治療の対応が遅れる。

〇海外からウィルスが持ち込まれる

空港での入国者の検査ができず、感染者を入国させてしまう

エアロゾルで感染する

感染者の咳やくしゃみ等による飛沫が飛沫核化し、空気中を浮遊、それを鼻や口から吸いこむことで感染につながる

〇転写で感染する

感染者の咳やくしゃみ等による飛沫が人やモノの表面等に付着し、主として手を介して、口・鼻・目に転写することにより感染につながる

 ※「環境影響」、「対応不足」、「メカニズム」、「認知不足」、「医療体制」等の視点からそれぞれを抽出。

 図にしてみると、下の写真のとおり。※EXCELを使用して図を作成

※あくまで構造分解を説明するために作成したもので、内容に関しては個人的な見解が入っている可能性があることをご了承願います。

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ここで重要なポイントは、

構造分解を完璧にすることでなく、まず一度、とにかくわかっていることを一つの紙、ホワイトボード、エクセルシート等に書き出すこと。

そして、

どれくらいの要因がありそうで、その中でもどこを優先し、どうリソース配分するか?を「考えるためのマップ」の役割

として使用する。

また、一度書き出しておくことで、状況に応じ、新しく分かったとこを追記したり、影響度合いにより優先順位を調整でき、今後の戦略を組み立てるのに役立ちます。

次回は、今回抽出した要因における課題の掘り起こし方を説明します。

以上

 

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