『新しい日常』へのシンプルなアプローチ

変化の大きな時代、健在化する様々な問題に対して『新しい日常』につながるヒント(⁈)を共有します

『新しい日常』問題解決:「現象」と「要因」

ポストコロナの「新しい日常」に向け、顕在化してくる問題を解決していく上で、「現象」「要因」には回避できない要素である。

しかしながら、「現象」「要因」をうまく認識できないがために、うまく解決できないことが少なからずあるのでは?と感じることがあり、いまさらではあるが、それでも、急がば回れ、あえて少し整理しておきたい。

ある「現象」に対して、何かしらその「現象」が起こることに影響もしくは関係している因子を「要因」とする。

「要因」と似たような言葉で「原因」があり、「問題」に対してその「原因」、とよく耳にする。

「要因」と「原因」の違いは何か?

厳密な定義は辞書等にお任せするが、ここでは、問題の現象に対して、影響もしくは関係する因子が複数ある場合にはそれぞれを「要因」とし、一つに絞られる場合は「原因」とすることにしている。

例えば、問題が発生、なぜなぜ分析等でその影響因子を抽出する場合には「要因」を使い、それを「要因の構造分解」と言ったりする。

また、いろいろ調査する中で、はじめに上がった「要因」群に対して、その時の状況との照合から、真の要因はこれであると一つに絞られる様な場合は、それを「根本原因」と言ったりする。

ちなみに、少し脱線するが、なぜなぜ分析は、2通りの活用の仕方があり、一つはオープン型であり、もう一つはクローズ型のなぜなぜである(一般的な言い方ではないと思われるので注意)。

オープン型なぜなぜは、現象に対して、可能な限りあり得る事象を深堀し、ブレーンストーミングの様に広げていくことが特徴であり、これから問題を解決していこうという時に用いられるタイプ(「要因」の抽出)。

クローズド型なぜなぜは、最終的な検証も終わり、例えば上司やお客様に「これが原因でした」と報告する様な時に使う「絞り込んだ結果」であり、「現象」から真の要因(根本原因)に絞り込んで紐づけていることが特徴であり、問題解決を完了する時に用いられるタイプ。

問題解決のアプローチとしてはオープン型をお勧めしているが、上司やお客様への報告で、オープン型で説明をすると大変なことになるケースもあるので、ここはその使い分けに注意が必要である。

話を戻すが、「現象」「要因」の解説についてユーチューブの動画を作製しているので併せてご覧頂きたい。

You Tube Link

ご覧頂くと、本当に「いまさら」と思われるかもしれないが、その方は問題解決の取組みがうまくできている方と思われる。

また、もし仮に「なるほど」と気づきが得られる方がいれば、その方はこの数十分でモノの見方に関して「成長」をされた方であり、例えば、以前のブログ内容(なぜなぜ分析に関するブログ等)を今一度読まれると、そこから気づく内容も変化しているかもしれない。

この様な少しずつの「成長」の積み重ねが、これからのポストコロナの「新しい日常」における問題解決の取組み方において「よい変化」があらわれる「要因」の一つになっていることを期待する。

以上

 

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