最近のニュースを見てこんな動きが気になった。
銀行のATMがパン屋や唐揚げ屋になり、外食チェーン店がスポーツジムになる。
必ずしも新型コロナがきっかけではないが、それでも新型コロナによって、“キャッシュ(現金)は指先へのウィルス転写につながる心配“や”世界の先進国の中で明らかに遅れていることが顕在化したデジタル化を推進する“ためにも、加速されつつあるキャッシュレス化。
少し前の話題となった”新札って本当に必要なのだろうか?”という心配をよそに、交通機関系SUICAやPASUMOに加え、ペイペイといったQRコード決済も普及しつつあり、ATMを利用する頻度が低下している様である。
銀行としては、設置における管理維持費も掛かることから減らす動きの中、飲食店によるATM活用がニュースになっている。
ATM設置のスペースは5坪程度であるが、駅前や銀行前等人通りがよい場所に設置されていることから、流行りの高級食パンや唐揚げ、インスタ映えしそうなデザート等の専門店へのシフトしているとのこと。
また営業が不安定な外食産業等のテイクアウトシフトの流れから、販売拠点(製造はもっと安い場所で実施)としての需要がある様である。
また、新型コロナにより外出自粛や営業時間短縮要請で営業が不安定となり客足が遠のく外食チェーンでは、2021~2022年にかけて閉店ラッシュが展開されていく予定である。
その空き店舗をスポーツジムが狙っているという。
そもそも大手の外食チェーンが店舗をだすところは、大手ならではの緻密な調査をした結果に基づいており、駅前でもロードサイドでも集客の目処が立ちやすい。
その上、飲食店では調理場や食器洗い場等、水場や換気設備が整っていることもあり、スポーツジムに必要なシャワールームやトイレを設置するのに都合がよく、初期コストを抑えられるという。
この様に『新しい日常』に向け様々な業界がその垣根を越えて動いている。
また、これから益々こういった動きは出てくると考えられる。そして街の風景も少しずつ変わってくるかもしれない。
月並みかもしれないが、
広い視野、広くアンテナを張って、ニュースや周りからの情報をキャッチしていく、そして変化や動きをタイムリーに捉え、柔軟に対応していくこと
が「新しい日常」を切り開くために必要なことであると考える。
以上
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