『新しい日常』に向け 問題解決を図っていく、シンプルなアプローチ

コロナウィルスを機に日々の生活に様々な「問題」が顕在化してます。うまく解決していくための一歩を踏み出すシンプルなアプローチを共有します。

『新しい日常』今こそ感染拡大防止策を再構築するべき  

 

先日からイギリスで確認された変異種(感染力が最大1.7倍)に関わるニュースをよく耳にする。

 ドーバー海峡をはさみ隣国であるフランスでは、イギリスからの入国を拒否し、輸送トラックが立ち往生したのもその影響である。

日本含め、世界各国もイギリスからの入国管理規制強化を図る動きとなっている。

 

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新型コロナ変異種にも、感染拡大防止策が重要

 

また、イギリスやアメリカで摂取が開始されたワクチンがこの変異種に有効であるのかないのかが話題となっており、米国のファイザー製のワクチンに関して、共同開発した独国のビオンテック社は、変異種に対しても今回開発したワクチンは効果がある可能性が高いとし、仮に効果がないとしても6週間で改良は可能と言及している。

また米国のモデルナ社も、開発したワクチンは変異種にも有効と見込んでおり、裏付けのための追加試験を行うという。

 

世界で初めて武漢での新型コロナウィルスが確認された時には、世界で最も感染防止に成功している国の一つである台湾が行った、「ウィルスを自国に持ち込まない為の入国管理規制の強化」は有効であったのは間違いなく、その判断と行動の速さが台湾を世界で一番感染防止に成功させた要因の一つであると考えるが、「変異種」の場合には注意が必要である。

 

変異種が発生するメカニズムの一つは、ウィルスに感染し体内でウィルスを増殖する上でのコピーミスである、と一般的には言われている。

ウィルスが意志をもって「生き残るためにもっと感染力を高めよう」と考えているのかは定かではないが、変異することで、感染力が高まったり、毒性がたかまったりすることがある様である。

 

今回、イギリスで確認できた変異種は、その感染力が最大1.7倍になっている、またそれによってイギリスの感染拡大が止まらない様な報道としてとらえられていることが、イギリスでの変異種に焦点が当たっている理由であると考えられる。

しかしながら、変異自体は、専門家の中でも、常にどこでも起こっていることである、という認識である。

 

ゆえに、ある確率で発生するものであれば、感染拡大により変異種が発生する頻度が増加し、その中で感染力が高いものや毒性の高いものが、新型ウィルスがある国のどこで発生してもおかしくない、と考えられる

 

実際に、南アフリカで確認されている変異種は、イギリスのものと異なることが分かっており、最新情報では、ナイジェリアでもイギリスや南アフリカとも違う変異種が確認されているという。

 

そこにウィルスがあって、感染拡大すればするほど、変異種が発生するリスクが高まる、のであれば、やはり「感染拡大を抑えること」が、感染力が高まるのか、毒性が高まるのか、変異種の自国内での発生を抑制するための唯一の方法ではなかろうか?

 

経済活動を止めないことも重要であるが、現金をばらまくよりもGOTOで効果がある(解決策がある)とわかってきている今、再度、感染拡大防止のふんどしを締め直すことに、政府や自治体は注力するべきではなかろうか?

 

感染拡大に対して、国民の行動自粛を頼むだけでなく、時間を掛けたとしても、もう少し能動的な仕組みを構築する少なくともその実行計画を示し国民と共有することがまさに今必要であり、国民に行動自粛を頼む前にすることであると考える。

 

新型コロナから学ぶべき教訓は、いかなる感染症がおきても、国民が冷静に対応できる(少なくとも時間を稼げる)感染防止策のベースを、国や自治体がリーダーシップを発揮し、きっちり固めることである、と考える。

 

以上