『新しい日常』へのシンプルなアプローチ

変化の大きな時代、健在化する様々な問題に対して『新しい日常』につながるヒントになりそうなことを共有していきます。

『新しい日常』脱炭素社会に向け中国は壮大な戦略あり⁈、全体像が大事。

1-1=0

おそらく小学生でも計算はできる。

 

仮にもっと難しい高次方程式の計算だとしても、計算方法がわかっているものであれば、富岳といわずとも通常のスーパーコンピュータで解は一瞬に出るであろう。

 

「CO2排出量」-「CO2吸収量」=0

これを具現化するための解決策を組み立てるのは難しい。

 

2021年2月17日は不思議な日であった。

「脱炭素社会」に向けたカーボンニュートラルを実現するための課題のハードルの高さを感じることが次から次へと目に入ってきた。

なぜだろう?と思いながら整理してみた

 

< 目次 >

|米国テキサス州での寒波

|脱炭素社会における戦略物資変化のリスク

|中国のEU及び米国に対するレアアース禁輸措置検討

|中国の発展途上国に向けた新型コロナワクチン外交

|脱炭素社会の実現、中国の戦略にどう立ち向かう⁈

|まとめ

 

米国テキサス州での寒波

アメリカ南部、テキサス州などで記録的な寒波が襲来し、インフラが凍結したことなどの影響で、発電所が相次いで機能停止に陥る。

この停電でテキサス州の石油施設が操業を一時停止しアメリカの1日あたり平均生産量の約15%に及ぶ原油の生産が滞っている。

この影響によりニューヨーク原油先物価格は60ドルを突破した。」

(引用:2021年2月17日、モーニングサテライトにて)

 

日本でも今冬、寒波(需要と供給のアンバランス)による電力不足が問題となった。

 

慶応大学教授、白井さゆりさん曰く、

これから脱炭素社会において注目されている「再生可能エネルギー」は、天候に左右され不安定になりやすい課題がある。

また解決策の一つである「蓄電技術」まだ十分でない。

バックアップとして「化石燃料の維持」も含めた形で、これから日本に最適な「電源供給体制の設計」をしていく必要がある。

 

脱炭素社会における戦略物資変化のリスク

こちらは少し前(2月4日)のニュースから。

 

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「脱炭素社会」における戦略物資変化のリスク

 

「脱炭素社会を目指す上で自動車のEV化(電気自動車シフト)が急速に進もうとしている。

戦略物資という観点からいくと、ガソリン車はその内燃機関(エンジン)に使われるガソリン(原油)であるのに対して、電気自動車では、モーターやバッテリーに使われるレアアース、コバルト、リチウム、ニッケル、銅といった、レアアース非鉄金属に置き換わる。

今まで原油を中心に動いてきた世界が一変する。

言葉を変えると原油でなくモーターとバッテリーに使う物資(資源)の調達ができる国が優位となる。

問題点は、これら物資(資源)は無制限にかつどこでも採れるものではないこと。

 

各物資(資源)の主要な生産国は以下の通り

 

レアアース中国:79.5%、オーストラリア:14.4%、ロシア:2.0%

【リチウム】オーストラリア:87.4%、チリ:4.2%、ポルトガル:2.6%、ジンバブエ:2.0%、中国:1.9%

【コバルト】コンゴ民主共和国:60.8%、ロシア:4.9%、オーストラリア:4.2%、キューバ:4.2%、フィリピン:3.8%

【銅】チリ:30.2%、中国:9.0%、ペルー:8.9%、アメリカ:7.2%、コンゴ民主共和国:5.3%

<出典:USGS

 

注目すべきは「中国」の関わり強いということである。

コバルトに関しては、鉱石(いし)の生産量多いはコンゴ民主共和国であるが、精錬の5割は中国が握っているという。」

(参考:2021年2月4日、モーニングサテライトにて、環境重視型社会への移行リスク)

 

中国のEU及び米国に対するレアアース禁輸措置検討

「中国の工業情報化省がアメリカやEUの防衛産業に対するレアアースの輸出を規制する案を検討していると、フィナンシャルタイムズが16日報じた。

当局は輸出を規制した場合に、アメリカが代替の輸入先を確保できるかどうかや、ロッキードマーチンの戦闘機F35の製造に影響がでるかどうかなどを調べている。

アメリカはレアアースの輸入のおよそ8割を中国に依存。

F35戦闘機はレアアースが400キログラム以上を使われている」

(引用:2021年2月17日、モーニングサテライト)

 

前述の脱炭素社会の実現において戦略物資として注目されるレアアースが米国の戦闘機に多用されていることも意外であった。

中国は、レアアース禁輸に関して、欧米の防衛産業だけをターゲットとした外交手段だけを視野に検討しているのであろうか?

 

中国における新型コロナワクチン外交

EU、米国、日本といった先進国がファイザー製、アストラゼネカ製、モデルナ製等のワクチンに対して、一生懸命自国分を確保しようとしている中、中国は自国で開発したワクチンを、発展途上国を中心に支援するという、「ワクチン外交を着々と進めているという。

「マスク外交」と同様、耳にはしていたが、実際に着実に進めている様である。

「アフリカ・ジンバブエのエマーソン・ムナンガグワ大統領は2月15日午後に、中国からの新型コロナワクチンの支援を正式に受けるための証明書に署名しました。ワクチンは当日早朝に、特別機で首都ハラレに到着しました。

中国のワクチン外交による途上国支援は着々と進んでおり、2月10日の赤道ギニアに次いで、15日にはジンバブエに中国製新型コロナワクチンが到着したと中国国営通信社の新華社が伝えました。」

(引用:着々と進む中国の途上国支援、ワクチン外交 ジンバブエにワクチンが到着 - 黄大仙の blog

 

中国においては、人権侵害等の問題がある中で、こういった国際的な取り組みは素晴らしいことであると思う。

※ワクチンの効果や副作用に関して、他国のモノよりも劣るとの話もある様だが・・・

 

なぜ中国は発展途上国といったワクチン接種において立場の弱い国々に対して支援ができるのであろうか?

 

脱炭素社会の実現、中国の戦略にどう立ち向かう⁈

パリ協定を発端に、地球の気温上昇による気候変動やそれに伴う食糧や水の不足、生活居住域の減少といったリスクを回避が議論され、2050年までに脱炭素社会(カーボンニュートラル)を目指す方向で世界が動き出したことはとても良い事である。

 

2021年2月17日に目にしたニュースから、電力供給(安定化)においても、自動車(物資調達)においても、「脱炭素社会」実現するための課題は多く、かつ課題解決のためのハードルは高いと感じる。

 

はずかしなから自分が「脱炭素社会」実現における全体像やロードマップを知らないことが浮き彫りになっただけかもしれない。

 

資源の調達にまで目を向ければ、世界の各国が協力できる関係に無ければ決して実現できる話とは思えない

 

キーとなるのは中国の存在である。

 

以前、「『新しい日常』食糧危機対策、中国のしたたかな戦略から学ぶ⁈ - 『新しい日常』に向け 問題解決を図っていく、シンプルなアプローチ」でも言及したが、中国の戦略の立て方はいつも緻密でしたたかである。

 

一連のニュースから「脱炭素社会」の実現においても、そこには「中国の壮大な戦略あり」と感じる。

 

 

米中対立が依然として激しい状態が続く中、世界が中国と関係をどの様に築いていくかは、非常に重要な課題である。

 

少なくともここで注意すべきは、

・断片的な情報だけで物事を判断しようとすると本質を見誤る可能性がある

・大局的に見て、その全体像をおさえることが重要である

 

現行のテクノロジーの延長線上で、化石燃料の使用を0にして、CO2の排出を限りなく0にする方向だけでは、既に中国の戦略の術中にはまっていると言える。

 

アメリカと中国の対立が改善できない最悪なケースも想定し、中国との関わりが強いレアアース非鉄金属に頼らないテクノロジーの開発を視野に入れたり、開発に時間を要するなら時間を稼ぐために、化石燃料の使用を一部視野に入れながら、出した分だけCO2を回収し、活用するといった形で差し引き0とバランスをとる、

 

「CO2排出量」-「CO2吸収量」=0

 

に関して真剣に考えておく必要がある。

 

まとめ

上述してきた話は他人事ではない。

個人で何か取り組むときにも同じことが言える。

・断片的な情報だけで物事を判断しようとすると本質を見誤る可能性がある

・大局的に見て、その全体像をおさえることが重要である

 

何ごとにおいても、全体像をいかに抑えるか?

これにより「見えてくること」「やるべきこと」がきっと変わってくる、そう考える。

 

【参考】

『新しい日常』全体像を把握したうえで - 『新しい日常』に向け 問題解決を図っていく、シンプルなアプローチ

 

以上

『新しい日常』文章を書くこころ、スキルとして身につけるべし【個の時代】

「文章はシンプルに」

 

“「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。藤𠮷豊 / 小川真理子 文道(日経PB)”

という書籍の中のランキングで堂々1位に輝いた、文章のプロ「共通のノウハウ」である。

 

この本は、小生のブログのメンターである“YouTubeチャンネル「ウェブ職TV/なかじ」”のなかじさんも絶賛している。

 

文章に関する著名な書籍100冊を、著者が丹念に読み込み、ランキングした40位までの「文章のノウハウ」が順番に解説されている。

 

本を読むのが苦手な人でも「大事なことから順次効率よく学べる」という点で素晴らしい仕組みともいえる。

 

小生がこの本を読んで思ったのは、40位までのノウハウの中に「文章はシンプルに」に関わる内容が多くあること。

 

そこで「文章はシンプルに」という“プロが大切と考える一番のノウハウ”に集約する形で、シンプルに整理できないか試みた。

 

 

―目次―

|『個の時代』で必要とされる「文章を書くスキル」

|「100冊+2冊=102冊」も、本質は変わらず

|「文章はシンプルに」にノウハウを集約する、という試み

|まとめ(『個の時代』に必要な文章を書くこころ)

|【追伸】『個の時代』のメンターとは

 

 

|『個の時代』で必要とされる「文章を書くスキル」

さて、小生はこれからの時代は『個の時代』になると考える。

 

個人のスキルや能力を活かす時代である。

この時代において「文章を書くスキル」は大切である。

 

一般的にいえば、手紙やメールを書く、また、仕事などにおいて報告書や打ち合わせ等で議事録を書く。

 

小生が「文章を書くスキルが大切である」と考える理由は次の2つ。

 

一つ目は、人は忘れる生き物である。

大事なこと(情報)は忘れる前に書き留める(記録しておく)のがよい。

書き留めることによって、その大事なこと(情報)をただ忘れないだけでなく、それをベースにより高度なこと(情報)に昇華するかもしれない。

過去に、書き留めることをしないがために、いざ必要となった時に思い出すまでに時間が掛かる、場合によっては二度と思い出せないといった、ロス(損失)を経験してきた。

これは忘れたのが悪いのではなく、書き留めなかったのが問題であったと考える。

 

二つ目は、『個の時代』で生きていくためには、価値観の合う仲間とつながるべきである。

間違っても孤立してはいけない。

そのために、オンライン上のSNSやブログ、WEBサイトでの「自己発信」が大切となる。

 

上述の2つの理由では、いずれも、文章を書く必要がある。

「のちの自分を含めた読者」が正しく理解できる様、わかりやすく書いてあげるのが親切である。

 

|「100冊+2冊=102冊」も、本質は変わらず

“「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。藤𠮷豊 / 小川真理子 文道(日経PB)”

の文末にある100冊の書籍リストを確認したところ

知っているのは5冊程度だけであった。

 

逆に、そのリストに含まれていないが知っている(気に入っている)本が2冊。

 

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文章に関する書籍の紹介

 

101冊目

「文章を書くこころ」外山滋比古著(PHP文庫)

学生の頃(四半世紀程前)に購入した本である。

最近ブログを書く様になって見直しているが、面白い。

 

外山滋比古さんといえば「思考の整理学」で有名である。

100冊の中には、「思考の整理学」と「知的文章術 誰も教えてくれない心をつかむ書き方」の2冊が含まれていた。

ゆえに省かれたのだろうか?

 

外山滋比古さんの文章は知的なユーモアがあり、構成がしっかりしているので、いずれも読むことが「文章の学び」になる。

 

102冊目

「新しい文章力の教室」唐木元著(impress)

これは最近手にした本であるが、記事を書く仕事をする会社での社内教育ノウハウというだけあり、丁寧でとてもわかりやすかった。

 

ここで重要なことに気がついた。

この2冊を加えても「文章のプロに共通するノウハウ」はほぼ変わりない。

 

ゆえに

“「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。藤𠮷豊 / 小川真理子 文道(日経PB)”

の本の成果が改めて実感できる。

 

|「文章はシンプルに」にノウハウを集約、という試み

 

目的は、先にも述べたが「文章はシンプルに」という“文章のプロが大切と考える一番のノウハウ”に他の関連ノウハウを集約しシンプルにまとめることである。

 

文章を書いた後「推敲」をする時に、気になったポイント(読みにくい、読んでつまずく、何かしっくりこない)を改善するための「ガイド」として役に立つこと、を期待している。

 

こんな形で整理を試みた。

まずエクセルを用いて、図の様な表をこしらえた。

 

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ランキングされたノウハウの整理

 

左側にランキング項目を並べる(1~40位)

ランキング項目を分類する視点を上側に並べる

 

ここでは

シンプル(共通する軸)

伝えたい(筆者の思い)

読みたい(読者の思い)

読み易い(読者への思い)

書く準備(筆者の心構え)

の5つに分類した。

分類の割り振り作業においては、小生の感覚である。

 

そして、分類されたものから「シンプル群」として整理してみたのがこの図である。

 

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「文章を書くこころ」にシンプル群

 

何か文章を書く機会があって「推敲」する段階で、活用される様であれば幸いである。

 

|まとめ(『個の時代』に必要な文章を書くこころ)

こんな内容を紹介しておいてなんだが、文章を書く機会があるときには、肩ひじ張らずに楽しんで書いて欲しい

 

ただ、これからの『個の時代』の中で、SNSやブログ、WEBサイトで自己発信をしていく上で、自分と合う価値観や考え方をもった人に伝わる様にする、一つの手段が「文章をシンプルに」することである、と考える。

 

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「文章をシンプルに」すると伴に、「人に伝えたい」、「読者が読みたい」、「読者が読みやすい(わかりやすい)」、その為に「心構えを学びたい」、と思う気持ちが沸けば、それ「文章を書くこ」である。

 

少し意識してスキルアップすることが『個の時代』で生きていく上で大きく役立つ時が来ると考える。

 

その時までにこれがメンターとなれば幸いである。

 

【注意】:もともと「高校生の娘に宛てたブログ記事」です。言葉づかいを編集しておりますが、一部表現に不自然な箇所があるかもしれません、ご了承願います。

 

|【追伸】『個の時代』のメンターとは

本文にも記している「メンター」とは、一般的には、あるニーズに合わせた人の育成にあたり「指導」や「助言」をしてくれる人のことである。

 

『個の時代』で重要なことは、小生は「YouTubeチャンネル」をメンターにしていることである。

 

例えば、なかじさんではなく、なかじさんが作った「ウェブ職TV/なかじ」というYouTubeチャンネルが、ブログに関する小生のメンターである。

 

今は良質な情報が無料で入手でき、学べる時代である。

まずこれを活用しない手はない。

 

自ら学ぶ姿勢があり、行動力があれば、時間が足りないくらいの学びの場があることを意識して欲しい。

 

唯一ケアする必要があるとしたら、

「自分に合う、自分に必要なメンター(情報)」

をどう見つけるかである。

 

案ずることなかれ、SNSでうまく価値観のつながりができれば、自然と答えは見えてくるはずである。

 

ゆえに、SNSやブログ、WEBサイトを活用し、自己発信し、価値観の合う仲間と、良好なコミュニティをつくっていくことは、大切なことである。

 

以上

『新しい日常』リアルとオンラインを融合させる、Sacriから見える店舗のあるべき姿

「すみません、今売り切れちゃって、無いんですよ」

お気に入りのお店のお気に入りパン、無償に食べたくなって、お店に行ったら売り切れだった。

 

こんな「残念(お客のがっかり)」を解消したいと思いつくったのがSacriです、と開発者は語る。

2021年2月5日、ワールドビジネスサテライトWBS)の人気コーナーの一つである「トレたま」で紹介された。

 

Sacriに関しては、以前別の番組(2020年10月頃)で紹介されていたことがあり、興味があったので、過去にYouTubeでも取り上げたことがある。時間あればご覧頂きたい。

 

youtu.be

 

小生も試しにSacriのアプリを導入、毎朝「焼き立て」のお知らせが届く。

残念ながら、このSacriのシステムを導入しているパン屋が近くに無く、取り置きサービスの活用には至っていない。

 

このSacriのサービスを掘り下げていくと『新しい日常』につながるポイントが見えてくる。

そのポイントを共有したいと思います。

 

-目次-

|焼き立てお知らせアプリ「Sacri」とは?

|カフェでもオンライン決済

|「リアル」と「オンライン」の融合があるべき姿

|オンライン決済の意外な効用

|まとめ(新しい日常にはOMOが普及⁈)

 

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「焼き立て」お知らせアプリSacriとは?

 

焼き立てお知らせアプリ「Sacri」とは?

ニュースで紹介された内容を踏まえ小生が理解したのは以下の通り。

・街のパン屋が「焼き立て」をお知らせできるアプリ

・「焼き立て」のお知らせは、パンが準備できまたよのサイン

・お客は、お気に入りのお店のお気に入りのパンを登録しておくと、その「焼き立て」のお知らせを受けることができる

・また、アプリ上でそのパンの購入(電子決済)ができ、パン屋は取り置きをしてくれる

・あとは都合のよいタイミングで、散歩がてらにでも、パンを受け取りに行けばよい

 

ポイントとしては、大きく4つある。

1|「焼き立て」のお知らせは、パンの「在庫の見える化」の役割も果たしていること。

2|オンライン決済を取り入れることで、レジにおける手間を省くだけでなく、ヒト(店員)との接触時間短縮や現金やり取りにおける紙幣やコインの接触を回避できる。更には、この時間短縮はお店の混雑緩和に貢献し、新型コロナ禍、来店客への安全、安心につながる。

3|冒頭説明した通り、来店して「お気に入りのパンがない」という「残念(お客のがっかり)」を回避できる。これはお店の信頼を維持する手段の一つとなりえる。

4|このシステムでは、店舗へ足を運んでもらうのが前提である。受け取り時、手渡しまでの短時間とは言え、その環境や店員の立ち居振る舞い(言葉遣い)が、お店に足を運んできてくれたお客の心を捉え、次回の購入(既存顧客維持)や他の商品やサービスの購入機会(広がり)につながる可能性(Promotionの場)があると考える。

 

Sacriを活用し「リアル」と「オンライン」が融合されるシステムを築くことで、お店にとってもお客にとっても利便性を高めることが可能となる。

 

付け加えておくと、このSacriを活かすための最大のポイントは、パン屋の強みとなる「人気のパン」があるか否かである

 

多くのパンは平均点レベルでも、他のパン屋と差別化できる「強みのあるパン」が1つでもあることが、このSacriを活用したシステムを活かす原動力となる。

 

カフェでもオンライン決済

TAILORED.CAFE(テイラードカフェ)では、店舗で作るおいしい珈琲を提供する「絶対的なリアル」に対して、デジタル(オンライン)でよいことはデジタル(オンライン)に置き換えることをコンセプトに新しい店舗の形を展開している。

 

珈琲購入の流れとしては、先ず、モバイル機器でオーダーし、電子決済を済ませる、その後店舗に行き、注文No.を伝えるだけで、速やかに商品を受け取れる、というものである。

来店から商品の受け渡しまで5秒程度という。

 

一杯のカフェにでさえ、デジタル化(オンライン化)の波は押し寄せている。

 

「リアル」と「オンライン」の融合があるべき姿

Sacriを活用したシステムも、TAILORED.CAFEのデジタル化したシステムも、いずれも、商品の受け取りはリアルな店舗であること、また決済は独自のアプリを用いてオンラインで事前に済ますことが共通するポイントであり、「リアル」と「オンライン」が融合した一つの店舗モデルと言える。

ここに、お客の自宅までデリバリーする、ということが含まれていないこともポイントである。

 

・新型コロナにより、外出自粛生活を経験する中で、外出する価値(買い物や旅行も含め)を実感している人は少なくない。

・一方で、感染のリスクが高まる3密(密集、密閉、密接)は出来るだけ回避したい。

 

この様な状況下、SacriやTAILORED.CAFÉがつくる店舗モデルは、その需要にうまくマッチしていると考える。

 

オンライン決済の意外な効用

Sacriの話に戻るが、導入による効果として、お客一人あたりの購買単価が上がる(店舗によっては最大2.5倍程度)という。

 

オンライン決済の利点として、店舗での時間短縮と不特定多数の人が触る現金に振れなくてよいといった効果を説明したが、お店にとっては、お客の購買単価が上がることが最大の利点となるかもしれない。

 

パン屋では通常トレーを持ち歩き、好きなパンをピックアップする。

時にそのトレーの大きさが、購入するパンの制約となりえるという。

「トレーに載らなくなった時点でそれ以上の購入をあきらめる」

 

オンライン決済の場合、購入時にお客はその物理的な制約を感じない。

タガが外れる。

それが、お客の購買単価が上がった理由の一つと推測しているという。

 

逆にお客側からすると「財布のひもを緩めすぎない」様に少し注意が必要となる。

 

これから時代、あらゆることにおいて、オンライン決済の流れは不可避である。

現金は電子マネーQR決済に移行し、銀行の通帳さえも紙からオンラインに移ろうとしている。

 

「お金」に対して実感がわきにくい時代に移ろうとしていることを認識し、そのリスクに注意しながら「慣れていく」ことが重要と考える。

 

まとめ(新しい日常にOMOが普及⁈)

OMOという言葉がある。

Online Merges with Offlineの略語であり、

直訳では、オンライン(デジタル)とオフライン(リアル)の統合とか融合とか併合するとか訳される。

マーケティング的には、「顧客体験の最大化を目指しオンラインとオフラインの垣根を越えて購買意欲を創りだそう」という考え方のようである。

 

SacriやTAILORED.CAFÉの話はごく一部でしかないが、少なからずOMOの流れを受けている。

以下のことに着目しておくべきである。

「リアル」と「オンライン」を融合することで、お店にとっても、お客にとっても、利便性は高まる

・様々な「リアル」の中の制約が解放されることにより、マーケティング的に言えば、購買意欲が高まる可能性がある。

「オンライン決済」は、お客からすれば、必要以上のものを購入するリスクにつながる可能性があり注意が必要である。

 

日本では世界に比べOMOという考え方の普及が遅れているという。

政府がこれから世界に遅れたデジタル化を挽回しようとしている中で『新しい日常』のベースにOMOという考え方が普及してくることは容易に想定される。

まだオンライン決済に不慣れな日本人にとって、いろいろな形で普及されてくる過渡期の間、混沌とした状態が続くであろう。

 

新紙幣が世の中に流通するのと、このオンライン決済に慣れるのと、どちらが早いだろうか?

 

以上

『新しい日常』SNSのすすめ(おじさんも活用すべき思った、その視点)

「これからはSNSをやった方がよい」

と言う人は多く、

それを聞いた大半の人は軽く相槌を打ちながら

「そうかもね」

と思うかもしれない。

 

小生の様なおじさんにとって少し前までは、

SNSをやった方がよい」

と言われても

「なぜ?」

であった。

「若者の道楽である」

と思い込んでいたからである。

 

でも最近は

「これからの時代、誰もがSNSを積極的に活用すべきである」

と考えている。なぜか?

 

-目次-

|株価も動かすSNSパワー

|最近話題の音声SNSクラブハウスとは?

SNS活用は「個人の時代」に備えるべき最優先事項

SNSにおける自己発信力はとても大切

 

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『個人の時代』に備えるべきこと

株価も動かすSNSパワー

いくつかのニュースで「SNSが株価に影響した」とあった。

 

・テスラCEOであるイーロン・マスクさんがTwitter輿水幸子さんへのつぶやきで、バンダイナムコHDの株価が上がった。

 

これは、インフルエンサーのつぶやきは影響を物語るものであるが、

 

・オンライン掲示板の「レディット」への書き込みを通じて、個人投資家の投機的な株取引を誘導した影響でゲームストップの株価が急騰、その後急落する現象が発生。

株取引アプリのロビンフッドが関連銘柄の取引を制限するなど、市場が混乱した。

 

様なことも起きている。

また、この様なSNSの影響力に目をつけ、AIを使ってSNSに出てくる金融にかんする用語やキーワードを拾い集め、自然言語処理してスコア化する、といったサービス(SNSラインキング)を手掛ける証券会社(岡三オンライン証券)もある様だ。

 

最近話題の音声SNSクラブハウスとは?

最近SNSの中でよく目にするのが「クラブハウス(Clubhouse)」という言葉である。

「これは一体どんなクラブなのか?誰か教えて欲しい」

と思っていたところ、Instagramでフォローしている方がライブ配信で、その内容を紹介しており、ありがたく拝聴させて頂いた。

そこから学び、SNS音痴のおじさんである小生が理解した「クラブハウス」とは以下である。

 

*少ない情報ゆえに、非常に偏った見解になっている可能性があることをご了承頂きたく。

 

アメリカ発、最近その時価総額が高く評価された、音声SNSアプリである

・話したいテーマ毎に井戸端会議のような場が形成され、招待されて集まった人が「話したり-聞いたり」する

・基本オフレコである、というのが前提であり、普段の表舞台では耳にしない情報が得られる可能性ある一方、オフレコゆえに聞き逃したらそれを知ることはできない

・ゆえに一攫千金の情報を得ようとする場合は「ひたすら聞き続けねば」という気持ちが作用し、多くの不要な情報に対して、時間を浪費する可能性が高い

・メリットとしては、有名人やインフルエンサーといった、現実では会えない様な人との距離が近く感じられ、知り会えるチャンスがある、かも(肉声が生で聴けることに喜びを感じる人も)

・また、新しいSNSゆえに、他のSNSに出遅れたと感じている人にとって、優位に立てるチャンスがある、かも

・時間帯を決めて「ちょっとだらだら話しませんか?」みたいな、上手な使い方(人とつながる上で)をしようとしている人もよく見かける

・世界中がコロナ禍であり、ステイホームとなっているタイミングでの需要にマッチした感がある

・「聞いた、聞いてない」から、仲間外れ、陰口、いじめとかの問題や、聞いた者勝ちみたいな感じが寝る時間も惜しんで夜な夜な聞き続けることになり健康(精神的含む)の問題に発展するポテンシャルが高そう

 

以上の様な認識から、現段階で個人的には興味はない。理由としては、

・記録することは文化を育む上で重要なことであり、オフレコで、その場限りの希少性と感じてしまう情報を追うために、時間をロスする可能性が高いのは、自分の性分には合わないと感じる。

・そもそも人は忘れる生き物ゆえに大切な情報はメモをし、オフレコと言われれば誰かに話したくなる。このSNSでは、人と情報の間で起こり得る行動に矛盾がある様に感じる。

・難しく考えず平たく言えば、長電話よりも、相手の時間や労力を拘束しない、手紙やメール、チャットの方が好みである。

 

SNS活用は「個人の時代」に備えるべき最優先事項

これからは「個人の時代(個の時代)」に突入すると言われている。

ポストコロナの「新しい日常」が、企業の終身雇用制度の崩壊を後押ししつつあると感じる中、「個人の時代(個の時代)」とは、会社の様な大きな組織だけに依存するのではなく、各個人がそのスキルや能力を活かし自立する一方で、自分の弱い点を他の人に補ってもらう、相互補完の関係を築き「共存共栄」していく時代である、と考える。

 

そのベースでは、地域や学力(偏差値)、会社といった括りではなく、自分と「価値観の合う仲間」とつながっていることが、より相乗効果を高めるために必要である。

 

それを実現するためには、オンライン上に、SNSTwitter/Instagram)やYouTube、ブログ(個人WEBサイト)といったツールで「自己発信」し、自分を知ってもらうことで、価値観でつながったコミュニティを築いていくといった考え方がとても重要である。

 

個人の時代(個の時代)に備えすべきことは、幸福の資本論橘玲著)で説かれている「3つの資本」からも説明できる。

 

高尚な説明は書籍に任せるとして、ざっくり、人の幸せに必要な3つの資本とは

・金融資本(お金)

・人的資本(スキル、能力)

・社会資本(仲間)

であり、バランスよく持っていることが望ましい。

 

企業と比べると一個人は「金融資本」ではかなわない。

 

個人がするべき一つ目は「人的資本」を高めること。

すなわち「スキル」「能力」を高めることに他ならない。

 

付け加えるならば、自分を良く知り、「自分の強み」に関わる「スキル」「能力」を高めるのがよいと考える。

 

「自分を良く知る」ためには、自分でわかっていることを見つめ直すだけに限らず、家族や友人からの言葉、ときには外部の情報(書籍、YouTube)等、多角的な視点で自分を捉える必要がある。

この作業には時間を掛けるべき価値がある。

なぜならば、「自分」とは、今までもそうだが、これからも一生付き合うものだからである。

限られた情報源や時間の中で決めつけたり、思い込んだりせずに、知り得た情報で「仮説-検証」を繰り返し、本当にしっくりくる自分を見つけていくのがよい。

 

個人がするべき二つ目は「社会資本」を高めることである。

まさしくSNS等を活用し、価値観の合う人とのつながりをつくることに他ならない。

 

「人的資本」「社会資本」が備われば、そのエネルギーはお金を稼ぐパワーにもなる。ゆえに「金融資本」のためとなる。

 

「スキル」「能力」を高めるために必要な「学び」関わる情報は、YouTubeやWEBサイトから無料で入手できる。

YouTubeやWEBサイトは、煩わしい気遣いや会話が不要な、メンターとも言える。

無料の情報はいいが、情報過多でもある。

その中からどうやって、自分にとって「良質な情報」を探し出すのか?

その答えの一つとしては、自分と価値観の合う人の発信の中にある可能性が高い

 

ゆえに、価値観の合う人を知り、オンライン上でつながること、「社会資本」を高めること、の優先度は高い。

 

SNSにおける自己発信力はとても大切

SNSを始めるにしてもお金は不要である。

アカウントを作成し、無理をせず、少しずつ慎重にそのSNSの環境に慣れていけば、自分に必要な人が見えてくる。

 

注意すべきは、数でなく質であることである。

決して焦らなくてよい。

 

実際には自分で探す必要もないかもしれない。

「自己発信(含むプロフィール)」をすることによって、それ自体が、その内容に共感する人を探してくれ、相手側からフォローするという形で近づいて来てくれるかもしれない。

 

この様な認識に立つと、SNSは何と素晴らしいツールであるか?に気づくことができる。

 

そしてこの素晴らしいツールを活かすためには、自分と考え方や価値観が合うだろう人に向かって、そっとオンライン上に情報を発信しておく、この「自己発信力」を高めることがとても大切である。

 

ここまでわかれば、おじさんである小生でも、

「これからはSNSをやった方がよい」

に対して容易に正しい判断ができる。

 

蛇足となるが、こう説明しても、SNSを始めない人がいても、落胆する必要もなく、必死に説得する必要もない。

 

その人の人生を左右するのは他の誰でもなく「自分の選択」だけだからである。

 

以上

『新しい日常』食糧危機対策、中国のしたたかな戦略から学ぶ⁈

「米中貿易摩擦の中、タイヤが爆売れ」

あるニュースの見出しである。

これだけでは何を言っているのか全く分からない。

 

が、聞いてみると非常に興味深い話。

はからずして、小生の脳裏に眠っていた「食糧危機」に関わる、あることを思い起こすことなる。

 

目次

|「米中貿易摩擦の中、タイヤが爆売れ」とは?

サバクトビバッタと食糧危機

|ニュースを見て思い出したあることとは?

 

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タイヤに隠された中国の戦略⁈

 

|「米中貿易摩擦の中、タイヤが爆売れ」とは?

2021年1月28日放送のワールドビジネスサテライトWBS)の中の一報道である。

この報道の内容を簡単にまとめると以下の通り。

 

・米中対立の一つ、米中貿易摩擦において

・米国は中国製タイヤに最大25%の制裁関税を課した

・中国の習主席は、2020年5月の全国人民代表大会で「輸出主導から国内市場」を重視する方針転換を示す

・企業は方針に従い、雇用を増やし、設備を導入し、国内市場に注力。

・中国からアメリカ向けのタイヤ輸出は半分に減少するも

・中国内では、世界に先駆け新車販売台数が回復

・新型コロナによりマイカー移動が増え、消耗品であるタイヤ需要も高まる

・さて、タイヤの材料である天然ゴムは、その主要生産国であるタイなどで、天候不順や新型コロナが直撃し、生産量は減り、価格が高騰

・タイヤメーカーは材料における合成ゴム比率を上げることに

・合成ゴムの原材料は原油であり、その安定調達が必要となる

アメリカからの原油輸入量はこの一年で3倍に急増

原油安の恩恵もあり、中国のタイヤメーカーは好調

実は貿易摩擦を解消するための米中合意(2020年1月)において、中国が輸入を増やす品目に原油が含まれていた

 

という内容。

報道の仕方もあるが、何となく聞いていると「あ~そうなんだ」で済ましてしまうかもしれない。

しかしながら改めて事の流れを整理すると、中国の先見の明と戦略のしたたかさが見えてくる。

いったい去年の1月の段階でどこまで先を見通していたのか?

 

当時大統領であったトランプ氏は「公正な貿易を実現する歴史的な取引である」と署名式で発言し、米中貿易摩擦において利を得たのは、公正でない取引を正したアメリカの様な雰囲気があった。

 

サバクトビバッタと食糧危機

この原油の話は意外であったが、中合意は中国に利があったのではないかと感じていた背景に「食糧危機」がある。

 

今でこそニュースとして聞かなくなったが、当時サバクトビバッタの大群が中東からアフリカやインドに猛威を振るい、穀物への被害が問題になっていた。

サバクトビバッタが大発生したきっかけは、2018年にさかのぼりアラビア半島におけるサイクロン等の異常発生が、半砂漠地帯を潤し、エサとなる草が増え、増殖したことに起因すると言われている。

 

この食糧危機に影響するこのバッタの話、もともとは、気候変動が影響している様である。

 

地域のエサが枯渇すると移動を繰り返し、行く先々で作物を食い荒らすのが問題となり、国連食糧農業機関(FAO)は「食料危機」に警鐘をならしていた。

 

群れが一日に移動する距離は150kmという。

被害を食い止めるには、殺虫剤による駆除が有効であるが、昨年は新型コロナの感染拡大が障害となった。

航空機の国際線が停止され、駆除の専門家や研究者の派遣は殺虫剤散布の機材の運搬が滞っていた。

また夜間の外出禁止令等により、バッタの群れの位置の特定が困難となった。

(一部2020年6月頃のニュースから引用)

 

サバクトビバッタがインドまで到達したことは、去年夏頃のニュースで耳にしたが、ヒマラヤを超え中国に到達したか?は不明。

 

ただ、中国でもイナゴの大群による同様の穀物への被害が報告されており「広い中国の少なくとも一部の地域で食糧危機に面している」と認識していた。

 

付け加えるならば、去年は三峡ダムの崩壊(大洪水)のリスクも懸念されており、中国当局における危機管理意識は高かったのでは。

 

中国は米中合意の中に、意図的に農作物の輸入量を増やすことを盛り込んでいた、とみている。

あくまでこれは小生の推測である。

が今回の原油の話を聞くと、まんざらでもない。

 

もし世界で食糧危機が起きても、中国では、米中合意をうまく利用し、アメリカから輸入を増やし蓄えた農作物により、食料危機を回避するのでは?と考えてしまうのは小生だけか。

 

将来起こり得ると想定する「危機」に対する、中国当局の対応はしたたかであり緻密である、ある意味すごい。

 

|ニュースを見て思い出したあることとは?

食糧危機を連想するニュースが先日もあった。

最近の株が高騰している背景に世界の金余りが一つの要因として影響していると言うが、先物取引(大豆やとうもろこし)においても、そのお金が流れ込み高騰しているという。

 

今どこのスーパーに行っても、日本で食糧危機が発生する気配は微塵も感じない。

日本においては、お米こそ自給率は高いが、大豆(7%)や小麦(13%)といった穀物自給率は低い。

また、コロナ禍、第一波の時には、マスクがなくなり、ティッシュやトイレットペーパーがなくなった様に、情報の流れ方によっては、国民は不安でパニック状態になり、スーパーにあるモノもすぐになくなることは経験済みである。

 

何が起こるかわからない世の中である。

 

作物の価格が高騰し続ける、また世界中での被害が拡大し、入手が困難になりそうだという情報が流れれば、日本でも再びパニックになりかねない。

 

その様な事態を想定した時、どう備えるべきか?

 

ささやかであるが、一つの解決策として、日曜品や食料に関して、少しストックを持ち、先入れ先出しで消費していく仕組みを各家庭において築くとよいと考える。

 

1ヶ月でも2週間でも、ストックがあれば、非常事態と思しき情報が流れた時に、パニック状態に陥らず心のゆとりが持てるはずである。

 

普段から、いざという時のゆとりも持てるだけの準備ができていないから、自分も含め不安になる、多くの人が同時に不安になると社会はパニックになる。

 

実際に仕組み作りを試みたことがあるが、我が家では全くうまくいかなかった。

 

「とりあえず、あれば安心」と考えられる、白米や玄米、醤油や缶詰、インスタント麺といったものを購入し、ストックしてみたが、先に購入したものから使用する、とか、使用した分を補充する、とか、がうまく機能しない。

 

いつでもお店にいけば購入できるという「便利な生活」が長いせいか、

「家にあるモノは使う、無くなれば買いに行けばよい」

という発想が根強く、危機に対するイメージ力が乏しい。

と感じつつ、いつしかこの仕組み作りをあきらめていたのを思い出した。

 

中国の様に、あらゆる危機に対して、緻密な準備としたたかな戦略をもって取り組むべき、とはいわないが「新しい日常」においては、何かあっても、多少心にゆとりが持てる様に、ちょっと生活レベルを上げておきたいものである。

 

その実現のためには「強大な敵」がいるわけではない。

社会の中の小さなユニットである「家族」の理解と協力が必要である。

 

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家庭におけるストックづくり

 

以上

『新しい日常』目の健康は視力でなく「眼軸近視」を意識する、オンライン時代を見越して

国会での、とあるやり取り、

野党「ワクチンの確保は、今年前半を見込んでいるのか、目指しているのか」

総理「ワクチンについては、目指しています」

 

ワクチンは2回接種するとして、1回目と2回目が、それぞれ、いつごろ、どのくらいの人(接種率)になるのか?

変異種は別としても、それをもっていつまでに新型コロナの感染拡大が収束すると考えているのか?

少し先の話と思うかもしれないが、肝心なところがぼけている。

少し先の将来を見据え、ピントを合わせた議論を期待したい。

 

さて、目に関しては少し話が異なる様である。

先日、NHKスペシャルにて、思わずドキッとする内容が放送された。

きっと小生だけではないと思う。

 

「わたしたちの“目”が危ない、超新規時代のサバイバル(2021年1月24日放送、50分の番組)」

 

我々の目、といっても小生の様な初老の老眼が始まった目ではなく、特にこれから100年時代を生きる「子ども達の目」に対する、いわば警告である。

 

近視の子どもを持つ木村佳乃さんと飯尾和夫さん(お笑いコンビずんのボケを担当している方)がゲストとして出ており、終始何となく和やか感じの放送であったが実際の内容は深刻であると感じた。

 

間に合えば、1月28日の深夜時間帯で再放送がある様なので、子を持つ親は必見である。(本日の真夜中と思います。共有遅くなりすみません)

 

うまく伝えきれていないかもしれないが小生が理解したポイントは以下の通り。

 

目次

|オンライン時代における眼軸近視のリスク

|眼軸近視を進行させないために(対策)

|まとめ

 

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眼軸近視を防ぐ為にすべきこと

 

オンライン時代における眼軸近視のリスク

・先端科学であきらかになった近視の実態を番組にて紹介している

・小中学生の近視はこの40年間増え続けている

・近視は視力で判断するが、最近わかった「眼軸近視」は視力検査だけでは見逃すリスクがある

・その見逃す可能性のある「眼軸近視」は、緑内障白内障網膜剥離といった深刻な目の病気だけでなく、認知症やうつといった直接目と関係なさそうな病気になるリスクがある。

・「眼軸近視」は眼軸が通常よりも伸びる(27mmが一つの指標)ことにより、遠くを見る時の焦点が合わなくなる近視である。

・眼軸は一般には20~25歳まで伸び続け、通常であれば平均24mm程度で安定化する。

・眼軸は一度伸びると縮まないことが、問題として厄介なところである。

・「眼軸近視」の原因の一つとしては、近業時間の増加がある。

近業とは、30cm以内の距離を見る作業

・IT機器(PC/ゲーム/スマホ/タブレット)の普及により得た豊かな生活の裏で、近業が増えている現実あり。

・ポストコロナにおける「新しい日常」では、仕事も教育も生活も、デジタル化やオンライン化が進むことによって、より近業が増加することが考えられる。

 

この様に、ポストコロナにおける新しい日常を見据えた場合、通常の視力検査で見つかっている近視がただでさえ悪化の一途であることに加え、潜在的な「眼軸近視」及びそれに加担する近業過多の環境が相互作用によって加速的に増加することが素人ながらに心配である。

 

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眼軸近視の簡単な説明

 

眼軸近視を進行させないために(対策)

番組では、この様な状況における対策として以下を紹介している。

いずれも、是非「新しい日常」に取り入れていきたい内容である

 

明るい光を浴びる。

明るい光を浴びることにより、眼球内にドーパミンが生成し、それにより眼軸が伸びることを抑制するという。

オーストラリアの大学の”ひよこの実験“による研究成果であり、世界で初めて台湾の小学校にて実証もされたという。

一日1000ルクス、2時間が目安ということであるが、日陰でも1000ルクスある屋外にでるのがよいとのこと。

 

・近業を減らす

近業とは、30cm以内の距離を見る作業のことであり、眼軸近視には近業が大きく影響しているため、その作業を減らすとよい。

例えば、ゲームをするにしても、テレビ等の大きなモニターにうつし、距離をとるとよいとのこと。

一日2時間以内というのが目安であるという。

 

・近業の影響を緩和する

とはいっても、現代の生活環境、さらにはポストコロナの新しい日常において、近業を全てなくすことはできない。

どうしても残る近業に対しては「3つの20」を意識することが、最近の近視抑制効果があると認められ推奨されている。

近業において、20分間に1回は、顔を上げ、20秒は目の

休憩を入れる、その時に20フィート(約6メートル)離れたところを見るのがよい、というものである。

 

もともと番組自体が、現在近視である人向けの内容に感じたが、当然隠れ「眼軸近視」リスクを回避するべく、全ての人が意識するべき内容である。

 

また、現在、近視の人にとっては、

・メガネを見直す

日本人は傾向として「遠くがよく見える目がよい」と考えがちであり、そこに合わせてメガネを作ると、近くを見る時に合わない(度が強い)ということが起きる様である。

その「近くを見る時の合わない」が眼軸を伸ばす要因となり、更に近視(「眼軸近視」)が進行するというリスクとなる。

先にも述べたように、IT機器で便利になった我々の生活環境は近くを見る機会が多くなっているともいえる。

人によって最適な状態は異なるが、視力ではなく、その人の「見る距離に合わせた」メガネが最適なメガネであるという。

その一つとして、累進屈折力レンズを用いたメガネがいいという。

累進屈折力レンズとは、最新のレンズであり、従来の遠近両用レンズとは異なり、境目がなく(シームレス)様々な距離を負担なくみられる様に設計されたレンズである。

 

まとめ

デジタル化やオンライン化は、新型コロナを克服するための解になることが多く「新しい日常」には不可欠なことでもある。

一方で、今回認識できた目に対する警告は、光を失う最悪のリスクを回避するべく、意識するべきである。

気が付いた時には、「眼軸近視」が進行していたでは手遅れとなる。

 

100年という遠くを見据えて、自分や家族の生活に合う形で「新しい日常」に落とし込むことが大切である。

転んでけがをする、様には、すぐには目に見えない現象であることが厄介である。

親が支援しながら、子に意識させてあげ、あたり前な習慣化レベルにまで落とし込むことが大切である。

 

上述の対策を具現化する方法は様々である。

自分にあったやり方で、自分や家族の「新しい日常」を少しずつ改善していくべきである。

 

明るい光を浴びる、巣籠もり生活による運動不足を少しでも解消するために、天気のいい日には散歩をすることを意識しているが、散歩をするの理由がまた一つ増えた。

 

以上

『新しい日常』新型コロナの少し先を読むシンプルなアプローチ

ジョー・バイデンさん、2020年1月20日、無事、第46代米国大統領に就任おめでとうございます。

 「アメリカ合衆国は、足元、新型コロナ問題の収束に向け、バイデン大統領は大変だ」

 と、日本は言っていられない状況である。

 

2/7までの緊急事態宣言下で、仮に東京での新規感染者数が500人以下になったところで、何を条件に緊急事態宣言を取り下げるのか?

 

緊急事態宣言で、飲食店の時短営業や夜間の外出自粛をして、仮にその効果で、500人以下に減少したとしても、それらの施策で効果があったのであれば、それらをやめることで、また元の木阿弥となる。

 

緊急事態宣言を取り下げる時の政府の説明としては、

「緊急事態宣言により国民に協力して頂いたおかげで、一時は東京で2000人を超えていた新規感染者が500人以下にまで抑えることができました。

 この間に〇〇施策の準備が整ったのでこれを実施することにより、今後、時短営業や外出自粛をすることなく、感染者を増やさない状況を維持できます。

更には2月から、医療従事者を先頭に、高齢者、基礎疾患のある方と順次ワクチンを接種していきますので、XX月には収束できると考えています」

くらいのことを期待したい。

 

そろそろ少し先を見据えたビジョンを、国民にわかりやすい様に説明してもよいのでは。

 

さて、国や自治体に期待ばかりすることは、少しおいておき、各個人が、今後のコロナの状況を少し先まで見通した時に、どの様にリスクを捉えておけばよいのか、そのヒントになるシンプルなアプローチを共有したい。

 

目次

■世界の新規感染者の推移をみてわかること

■もう一つの感染症、インフルエンザは今?

■AIが選んだ世界の頭脳によるコロナ収束時期予測

■まとめ

 

■世界の新規感染者の推移をみてわかること

Google検索で何か調べることを「ググる」という人がいて、Google検索を使わない検索(Yahoo等)においても「ググる」と使われている様な節があり、オンラインにうとい自分はやや混乱しているが、Google検索で

「covid-19 感染者数 〇〇(〇〇は国名を記入。例えば、台湾)」

ググると「1日あたりの推移」といったグラフが表示される。〇〇国の新型コロナ新規感染者数の推移を表したグラフである。

このデータ提供元は、JHU CSSE COVID-19 DATA となっていて、いわゆるジョンズホプキンス大学のデータを利用しており、概ね日々更新されている。

 

ここまでくれば、と言ってもまだ1回ググっただけだが、グラフ上の「国名▼」をクリックすると、国選択ができ、他の国の新型コロナ新規感染者の推移を見ることができる。

 

また、余裕がある方は、グラフ上の「新たな感染者数▼」をクリックして、死亡者数のグラフに切り替えてみるのもよい。

 

例えば、日本をレファレンス(モノを見る時の基準)として、台湾シンガポールニュージーランド(またはオーストラリア)でグラフを表示し、プリントスクリーン(PCのモニターに表示されているものをコピーする。スマートフォンとかでは同様の機能をスクリーンショットともいい、若い人はこれをスクショと言うらしい)でもして、エクセルやパワーポイントにペタペタ貼り付けて並べる。

 

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世界各国の新規感染者数推移1

 

各国の人口にも注意する必要あるが、グラフのピークの立ち方を、縦軸の数値を気にしながら見ると、

 

台湾、シンガポール、ニュージーランドといった国は、はじめこそ変動あるものの、ワクチンが無い状況下でも、感染拡大をよく抑制できている、ことがわかる。

 

次に、アメリカ合衆国、マレーシア、ブラジルといった国と比較すると、とりわけ直近、感染拡大の抑制ができていない、と感じられる。

 

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世界各国の新規感染者数推移2

大げさは分析などしなくても、これらから2つのことがわかる。

・一つ目は、ワクチンなくしても、世界には感染拡大を抑えている素晴らしい国があるという事実

※少なくともロックダウン(外出制限)以外で、感染拡大を抑えている方法をWHO当たりが整理して世界各国に共有すべき。

・二つ目は、メカニズム上、季節による感染力の違いはあると考えられるが、夏でも感染拡大しないわけではない

※ポイントは、自国と比較する国を選ぶ時に、季節(夏と冬)が入れ替わる、北半球の国と南半球の国を並べてみる。半年先を読めるかもしれません。

 

■もう一つの感染症、インフルエンザは今?

今夏の段階で「今冬はインフルエンザも重なって大変になる」と想定していたが、新型コロナが感染拡大して大変な状況の中、あまりインフルエンザが流行っていると聞かないのはなぜか?

 

Google検索で「インフルエンザ」とググると、厚生労働省のホームページ案内がでるので、そこに潜入して少し調べてみると、「インフルエンザの発生状況について」という厚生労働省のプレスリリースがあった。

 

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インフルエンザの発生状況

 

今冬は「2020/2021 シーズン」であるが、最新のレポートを見ると

 

令和3年第1週(2021.1.4~1/10)報告数 総数:73人 

         前年度同期 報告数 総数:64,553人

 

ちなみに、少しさかのぼって、

令和2年第36週(2020.8.31~9/6)報告数 総数:3人 

           前年度同期 報告数 総数:3,813人

 

【出典】厚生労働省 Press Release、「インフルエンザの発生状況について」

 

注釈として、

「本シーズン(2020/21 シーズン)は新型コロナウィルス感染症の流行に伴い、医療機関への受診行動等が昨シーズン(2019/20 シーズン)以前と大きく異なることが想定される。そのため、推計受診者数の解釈としてはあくまで参考値とすることに留意が必要である。」

とあるも、

 

世界中で実施されている新型コロナの感染防止策(水際対策/マスクといった感染予防策)は、新型コロナの感染防止にはまだまだであっても、同じ感染症である季節性インフルエンザの低減には大きく寄与していると考えられる。

 

今年は政府が、インフルエンザワクチン接種を高齢者中心に勧めたから、とも考えられるが、ゆえに、少しさかのぼった夏のデータを参考にしている。

 

これらから、新型コロナの感染力は強く(変異種はもっと感染力が強くなるものが出現する可能性もあり、例えば英国の変異種は1.7倍が独り歩き)

 

いわゆる集団感染理論(60%以上抗体持つ人がいれば)が成立するのか、素人ながら心配になってくる。

 

しかしながら、逆に捉えれば、新型コロナに有効となる「感染拡大防止策」ができれば、今後しばらく、概ねの感染症の拡大を防ぐ、少なくとも大きな痛みは回避できる様になるのでは、と素人ながら考える。

 

■AIが選んだ世界の頭脳のコロナ収束時期予測

今は昔、昨年秋にNHKスペシャルにて「新型コロナ全論文解読〜AIで迫る いま知りたいこと〜(2020年11月8日放送)」が放送された。

 

その中で、AIによって、論文投稿数、他論文への影響力(引用数、影響度)から選ばれた世界の頭脳 14人が、新型コロナ収束時期を予測した結果では、

早くても2021年8-9月であった(ワクチン前提)

 

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AIが選んだ世界の頭脳によるコロナ収束時期予測

 

現状、日本でもワクチンが一般人には5月から接種できる様に政府が尽力しているが、その真の結果(厳しい環境下での効果有無)がわかるのは2021年末の新規感染者の状況を見て、と考える。

 

また、その間に現行のワクチンが効かない変異種が出現した時に、朗報としてはワクチンメーカー(ファイザーワクチン協働開発社、ビオンテック社)は6週間でワクチンの改良は可能であると言っているが、その後の治験や承認手続きにかかる期間は不明。

 

「ワクチンの効かない変異種」や「新規のウィルス」が出現した時に、少なく見積もって6週間+αを、出現する都度、どう乗り切ろうと政府は考えているのか?

 

「今回は専門家も予測できなかった、更に新しいタイプのウィルスなので、緊急事態宣言を発令します。外出自粛と時短営業をお願いします」ではかなり寂しい。

 

少なくとも、一般人でなく、AIから選ばれし「世界の頭脳」から分かるのは、しばらくは新型コロナの試練が続くということ、と言えそうだ。

 

■まとめ

政府や自治体には、専門家からの知見を活かした効果的な施策、とりわけ感染拡大防止が効率よくできる施策を期待したい。

 

そして、政府や自治体がどこまで真剣に、次回の冬に向けて取り組んでくれるか?は、おいておき、

各個人としてできること、やるべきことは、やっぱり、ベースは「感染拡大防止策」であり、うがい、手洗い、マスクの着用、不要な外出を避ける、外出時にはCOCOA接触ログを取る、ということである、のか

 

結果がわかるだろう2021年末までの道のりはまだ遠い

 

 

【追記】

以下、上記ブログに関連する、過去に発信したYouTube動画となります。

併せてご覧頂ければ嬉しいです。

 

https://youtu.be/Yv70Ti4tFAs

【新しい日常】AIでここまでわかった!新型コロナ全論文読解による集合知からみるポイント

 

https://youtu.be/LQMTBXepA5w

【新しい日常】感染拡大防止:この冬自分でできる5つの感染予防策、

 

https://youtu.be/idJsERU49iM

【New Normal】 Learn from Taiwan, five measures to successfully prevent the spread of infection Japan

 

以上