文章はシンプルに。
“「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。藤𠮷豊 / 小川真理子 文道(日経PB)”という書籍の中のランキングで堂々1位に輝いた、文章のプロ「共通のノウハウ」である。
文章に関する著名な書籍100冊を、著者が丹念に読み込み、ランキングした40位までの「文章のノウハウ」が順番に解説されている。本を読むのが苦手な人でも「大事なことから順次効率よく学べる」という点で素晴らしい仕組みともいえる。
小生がこの本を読んで気がついたのは、40位までのノウハウの中には第1位に輝いた「文章はシンプルに」に関わる内容が多くあること。
そこで「文章はシンプルに」という “プロが大切と考える一番のノウハウ” に集約する形で、シンプルに整理できないか試みた。
―目次―
- |『個の時代』で必要とされる「文章を書くスキル」
- |「100冊+2冊=102冊」も、本質は変わらず
- |「文章はシンプルに」+「関連ノウハウ」で集約し整理してみる
- |まとめ:『個の時代』の文章を書くこころ
- |【追伸】『個の時代』のメンターとは
|『個の時代』で必要とされる「文章を書くスキル」
さて、小生はこれからの時代は『個の時代』になると考える。個人のスキルや能力を活かす時代である。この時代において「文章を書くスキル」は大切である。
一般的にいえば、手紙やメールを書く、また、仕事などにおいて報告書や打ち合わせ等で議事録を書く。
小生が「文章を書くスキルが大切である」と考えるポイントは次の2つ。
▶一つ目は、人は忘れる生き物である。
大事なこと(情報)は忘れる前に書き留める(記録しておく)のがよい。書き留めることによって、その大事なこと(情報)をただ忘れないだけでなく、それをベースにより高度なこと(情報)に昇華するかもしれない。
過去に、書き留めることをしないがために、いざ必要となった時に思い出すまでに時間が掛かる、場合によっては二度と思い出せないといった、ロス(損失)を経験してきた。これは忘れたのが悪いのではなく、書き留めなかったのが問題であったと考える。
▶二つ目は、『個の時代』で生きていくためには、価値観の合う仲間とつながるべきである。
間違っても孤立してはいけない。そのために、オンライン上のSNSやブログ、WEBサイト等で「自己発信」していくことが大切である。経験や体験及び考えや思いを自ら発信することで自分をよく知ってもらう機会や場を持つことである。
上述の2つの理由では、いずれも文章を書く必要がある。
将来の自分を含めた「読者」が正しく理解できる様、わかりやすい文章で書いてあげるのが親切である。
|「100冊+2冊=102冊」も、本質は変わらず
“「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。藤𠮷豊 / 小川真理子 文道(日経PB)” の文末にある100冊の書籍リストを確認したところ、知っている本は5冊だけであった。
逆に、そのリストに含まれていないが知っている(気に入っている)本が2冊。
▶101冊目
学生の頃(四半世紀程前)に購入した本である。最近ブログを書く様になって見直しているが、面白い。
外山滋比古さんといえば「思考の整理学」で有名である。100冊の中には、「思考の整理学」と「知的文章術 誰も教えてくれない心をつかむ書き方」の2冊が含まれていた。ゆえに省かれたのだろうか?
外山滋比古さんの文章はどの書籍でも、知的なユーモアがあり構成がしっかりしているので、いずれも読むことが「文章の学び」になる。
▶102冊目
「新しい文章力の教室」唐木元著(impress)
これは最近手にした本であるが、記事を書く仕事をする会社での社内教育ノウハウというだけあり、丁寧でとてもわかりやすかった。
ここで重要なことに気がついた。この2冊を加えても「文章のプロに共通するノウハウ」への大勢に影響なし。
ゆえに
“「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。藤𠮷豊 / 小川真理子 文道(日経PB)”
の本の成果が改めて実感できた。
|「文章はシンプルに」+「関連ノウハウ」で集約し整理してみる
目的は、先にも述べたが「文章はシンプルに」という “文章のプロが大切と考える一番のノウハウ” に他の関連ノウハウを集約しシンプルにまとめることである。
文章を書いた後「推敲」をする時に、気になったポイント(読みにくい、読んでつまずく、何かしっくりこない)を改善するための「ガイド」として役に立つこと、を期待して。
こんな形で整理を試みた。まずエクセルを用いて、図の様な表をこしらえた。
左側にランキング項目を並べる(1~40位)。ランキング項目を分類する視点を上側に並べる
ここでの「視点」として
- シンプル(共通する軸)
- 伝えたい(筆者の思い)
- 読みたい(読者の思い)
- 読み易い(読者への思い)
- 書く準備(筆者の心構え)
の5つに分類した。分類の割り振り作業においては小生の感覚であることをご了承いただきたい。
そして、分類されたものから「シンプル群」として抽出さらたものを整理したのが下表である。
何か文章を書く機会があって「推敲」する段階で、活用できるチェックリストにでもなるとうれしい限りである。
|まとめ:『個の時代』の文章を書くこころ
文章を書くにあたっては、肩ひじ張らずに楽しんで書くのが一番。
ただ『個の時代』の中で、SNSやブログ及びWEBサイト等で自己発信をしていく上で、自分と合う価値観や考え方をもった人にわかりやすく伝える一つの手段が「文章をシンプルに」することである。
「文章をシンプルに」すると伴に、「人に伝えたい」「読者が読みたい」「読者が読みやすい(わかりやすい)」そのために「どうすればいいんだろう?」と思う気持ちが沸けば、それは「文章を書くこころ」である。
少し意識を変えることで文章力のスキルアップにつながり、それが『個の時代』で生きていく上で役立つ時が来る、と考える。
本記事が『新しい日常』における、ちょっとしたメンターにでもなればうれしい限りである。
【注意】:もともと「高校生の娘に宛てたブログ記事」です。言葉づかいを編集しておりますが、一部表現に不自然な箇所があるかもしれません、ご了承願います。
|【追伸】『個の時代』のメンターとは
本文にも記している「メンター」とは、一般的には、あるニーズに合わせた人の育成にあたり「指導」や「助言」をしてくれる人のことである。
『個の時代』で重要と考える事の一つは ”メンターは必ずしも人ではない” ことである。小生の例で言えば「YouTubeチャンネル」がメンターである。
例えば、ブログ運営の事に関してであれば、なかじさんではなく、なかじさんが作った「ウェブ職TV/なかじ」というYouTubeチャンネルが小生のメンターである。
今は良質な情報が無料で入手でき学べる時代である。まずこれを活用しない手はない。
”自ら学ぶ姿勢があり、行動力があれば、時間が足りないくらいの学びの場がある” ことを、今一度、認識したい。
唯一ケアすべき必要があるとしたら「自分に合う、自分に必要なメンター(情報)」をいかに見つけていくか?である。
それに関しての一つの解は「SNS等のコミュニティーを活用する」ことである。自己発信により、うまく価値観のつながり(コミュニティー)の場を形成することによって、そこは、自分に合う、自分に必要な情報の宝庫となるはずである。
ゆえに『新しい日常』において
- SNSやブログ、WEBサイトを活用し自己発信し
- 価値観や考えが合う仲間たちと良好なコミュニティをつくっていく
このことは、自分の財産をつくることでもあり、とても大切なことである。
以上
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